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久しぶりにROのお話

 テーブルがね、欲しいんです。パソコン用の。
 今、けっこういい感じのダイニングテーブルがあって、その奥にデッドスペースがあるので、そこにぴったりくるぐらいの、70 cm幅正方形ぐらいの、テーブルが欲しいんです。できれば、下に色々置きたいからパソコン用のテーブルが欲しいけど、ダイニングテーブルがおしゃれな感じなんでそれを邪魔しないとなると機能美より外観優先かな、って。
 二人用の、ダイニングテーブルだと大体それぐらいなのかな、とか、色々調べながらネットでテーブルみてたんですけど、なんか、なんとなくブログを見てたら、ROの話もっと読みたくなってきちゃって、でもこれ私が書いたやつしか、ここにある分しか、ないんで、あまりの少なさに「は??え??」ってなってしまって、呆然と、ブログを書いているわけです。
 テーブルが欲しいのに。

 かりみみちゃんの話を、全然してませんでしたね。
 まあ、いつも通り、大層な妄想を続けているわけなので、相変わらずだなぁと思って聞いて下さったらいいんですけど、
 カリシュに彼女ができたんですよ。
 フィオナちゃんっていう、エルフ耳のウィザードちゃんなんです。金髪ふわふわロングヘアの緑の目の、可愛らしいお嬢さんです。ゲフェンの田舎育ちで、若干天然で好奇心旺盛で、少し年下の女の子です。とんがった耳がカリシュのお気に入りで、もうほぼ耳目当てに付き合いだして、耳に癒される毎日だったんですけど、癒されているうちに彼女に死ぬほど情が移ってしまって、でも自分ではまあ恋愛的になんにもしてやれないだろうから、とりあえず考えうる限り、大事に、大事に扱ってたら、いま仲良く付き合っている状態ですね。
 まさか恋人できるなんて思ってなかったので(本人も作りたがらなかったし)、すごい嫁来てくれて、かなり棚ぼたです。
 というハッピーな話題なんですが、
 その話もね、
 サイトには載ってないんですよ。驚きだろ。いや、嘘だろ。また妄想なのか。助けてくれ。

【カリシュ×フィオナ】
朝はいつも死にたい。1と2 (途中)
進化
毎晩
噂話
欄干と思い出ランチ
お仕事
フィオナ、眠っているのか?


 書いてたから、まとめますね。結構書いた。あと、クロア(♀BS)とシャル(♂クルセ)のカップリングにも力が入っていたんですけど、こっちは全然かけてなくて、ほぼセックスシーンみたいな、いやでもクロア(いたって普通のBS)のフェロモンに何故かドストライクでやられたシャル(普段はいたって普通のクルセだが、クロアに対しては異常)が、迫って迫って迫りまくってヤらせてもらうお話なので、どうしてもストーリーが濡れ場がらみになってしまうので、それは仕方ないんです。


【シャル×クロア】

初めての時の驚嘆 (すごい途中)
突然、蜂蜜に溺れる
スルガ+ツイード+シャル
シャルのギルドはティアスのとこと同じグループなので、スルガとかツイードとかが幹部にいるわけです。


なぜかビジャイアも書いたんです。
【ビジャック×イアーゼ】
場末の砂ぼこりのような違和感


 あと、ノルドハイム(♂アルケミ)とリザベル(♀ハンター)のカップリングもできまして、そっちも中途半端に書いてたり妄想してたりします。ノルリズちゃん。
【ノルドハイム×リザベル】
ノルリズごはん途中


 とりあえず、近年のROが散らばってたので、まとめました。
 でもやっぱり全然書いてなくて、私の中のストーリー、半分以上妄想でした。悲しいなぁ。もっと書いててほしい。

RO | comments(0) | -

『明星』の歌詞が泣けた

ツイッターで今日、歌詞の話とか言い過ぎたから、もうこっちでいうけど、 https://www.youtube.com/watch?v=F80UmwRu2tM トータス松本の『明星』の、「タバコも吸わずに」というフレーズを見て、涙が止まらなくなって、この気持ちを書きとめなければとおもって、ブログを立ち上げた。

はじめは「商店街の皆さん」みたいな人たちと一緒に撮ったPVだから、「これみんな買ってご近所さんに配んのかなぁ、そしたら初回限定版とか売れんのかなぁ」とかいうどうでもいいこと考えながら見てたんだけど、ふと歌詞のぞいたら、こんな。 まあ、サビの部分は、よくあるというか、トータス松本の手法というか主張として、目新しいものではないのだけれど、そしてこのフレーズの前の部分も、

「地球にやさしく」って言われても
何すりゃいいのかよ
それより俺にもやさしくしてくれよ
頑張ってるんだから
タバコも吸わずに

1、2行目で、「うんうん」や「ふふ」という気持ちで、3行目で、「ああ、トータス松本っぽい感じを入れてきたなぁ」って、なって、
ところが4行目で、「頑張」らないといけない境遇に対するすごく切ない共感する気持ちと、でも同時にすごく反発する気持ちも沸いてきて、「頑張ってるとか自分で言って…」「やさしくしてくれって言えるほどか…」みたいな、もっと言えば「私だって頑張ってんだぞ」みたいな「いや、みんな頑張ってんだぞ」みたいな、「お前だけ『やさしくしてくれ』って思える権利なんてねえだろ」みたいな、
そこまで思ってないけど極端に言葉にすればそういう反発心も生まれたんだけど、
5行目の「タバコも吸わずに」で、その頑張りの度合いというか、あまりに庶民的、日常的な度合いすぎて、すごくふところの奥に、心の内側に一歩ふみこんできたというか、その程度の頑張りで、誰しもがしている頑張りで、「やさしくしてくれよ」って思っちゃうのも急に庶民的というか、すごく力なくやるせない一個人の、努力みたいな、
ミジンコみたいな力で、それだけでしか頑張れなくて、誰の為の何の力になれなくて、なのにクタクタになって「地球より俺にやさしくしてくれよ」って思っちゃうただの日常の1ページみたいなものを感じて、
トータス松本世代の人たちが、若いころ当たり前に吸ってきた「タバコ」をやめて、そういう現代の流れにそって、日々をあるいて、歩き続けている感じが、そういう背景がブワッと心に染み込んできて、 もうわけも分からずボロボロ泣いてしまった……。

これを彼は浅く笑いながら、あるいは飛び切りに笑いながら、歌うんだから、この言葉のメッセージの持つエネルギーは果てしなく深い……。そしてこの膨大な哀愁みたいな、表面が少しだけ干からびかけたでもまだまだじゅわじゅわと味がいっぱい詰まっている食べ物みたいな、それを分け与えてくれる愛情みたいなものを、たったこの数行で表現してしまえる言葉の絶大さ……。

 

 

この人の歌詞には時々どうしようもなく泣かされて、ワンワン泣くんだけど、それからしばらくたって「これ泣いたな〜」って思いながら見ても「あれ?どこで泣いたんだ?」みたいなことがよくあって、でも心にピタっとハマったときやっぱりまた泣かされる。

真髄みたいなものがやっぱり好きだから、いつまでたってもときどき急に泣かされる歌詞なんだろうなぁ。
ラストの、

汚れずに生きるのは難しい
きれいなままで 死にたいぜ
いや 死にたくないぜ

は、すごく完成された、究極の前向きな共感のような気がするので、これを見習って、これからも何かを書いていきたい。

『明星』の話は終わり。

 

日記 | comments(0) | -

歌詞を紹介するよ

 コラムみたいなものを書いていきたい気持ち強いけど、同じテーマでずっと続けられる継続力も知識もないので、いいなぁと思ってノートの書いてはときどき眺めている歌詞たちを紹介して、何がいいのかをつらつら語るよ。
 とりあえず、子供の頃に聞いて、その頃から好きだったあの歌の歌詞を。


『そして僕は、途方に暮れる』

 

 タイトルだけでも十分いい、というか表題がそのままテーマというか、すごくいい。

見慣れない服を着た 君が今 出ていった

という、テクニカルな一文から始まる圧倒的な実力がにじみ出た歌詞だ。

(歌詞はこちら:http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=35894

 

 というか、作詞はプロの詩人なので、さすが、もう、さすが。まさに技術としか言いようがないこの「見慣れない服」という単語、こんな簡単な単語にこれほどの情報量、敬服するしかない。

 恋人が出ていく別れの日、相手の来ている服に見覚えがない。よそよそしさ、今までの無関心さ、不注意さ、或いは彼/彼女が新しい世界に行くことの暗喩のようなもの、自分の知らない一面、そのぼんやりとした寂しさ、不安さ、そういうものが全部、「見慣れない服」の一言で片付いてしまっている。恐れ入る。これが出来るからプロ……。圧倒されているうちに歌詞は進む。

ひとつのこらず君を 悲しませないものを 君の世界のすべてに すればいい

 語順! なんだこの語順。マジか、こんなの頭で思いついても書けない、どうなっている。たぶん普通なら、「君の世界の全てをひとつ残らず君を悲しませないものにすればいいさ」だろうけど、これは「を」が重なって読みづらいし、っていうかこれじゃあ逆だ、【君を悲しませないもの】を【君の世界の全て】にするんであって、【君の世界の全て】を【君を悲しませないもの】にするんじゃない。ニュアンスが変わってくる。でも文法的に違和感のない語順になると【ひとつ残らず】っていう衝撃的なフレーズをどこに入れるかっていうのが問題になってくる。なのに、この作品はその単語を臆せず初めにぶちこんでるから、すごい、恐ろしい。というか、そもそも、そういう次元じゃないんだ。このふと思いつく言葉順みたいなフレーズ、練れば練るほどこういうの作りにくくて、でも一番直感的に響く形で、それが初めの色を失わないまま完成作品の中に混ざっているのがすごいんだ。もちろん、意味もいい。ちょっとシニカルに、パンチしている。なのに、その後に続く言葉が、

そして僕は 途方に暮れる

なのよ。どうなの。君の世界にすればいいさ、って言った直後だよ。分かっているのに、途方にくれる。君は部屋を出ていき、僕は途方に暮れる。君がどうしたいのか、どうすればいいのか、は分かるのに、僕のことは分からない。そしてラストは、「見慣れない服を着た 君が今 出ていった」でシメ。素晴らしい文章は何回置いても味が失せない。噛めば噛むほど旨い。私が一番好きなのは、この二回目の「君が今出ていった」のメロディが、一回目と全く同じというところ。一回目は冒頭だから、そのあとに歌が続くようなメロディで、自然なんだけれど、二回目はもう歌の最後なのに何かその後にフレーズが続きそうなメロディで、そのままこの歌は終わってしまう。尻切れトンボみたい。気持ちが中途半端なまま心地の良いメロディで、次の歌いだしを永遠に待ち続けながら終わってしまう。途方に暮れるとは、そういうことなのか、と身に染みるすばらしいつくり。本当に、この歌はよく出来ている。完成度が高すぎて、時々思い出す。

 

 『見慣れない服』っていうのは、もういっそ、新しい言葉だよね。

 私は、一次創作の中であっても、人の言葉を借りるってう技法、アリだと思うんだよなぁ。『男のすなる日記といふものを〜』的に使ったりさ。ミスチルの『くるみ』の「とはいえ、暮らしの中で今動き出そうとしている歯車のひとつにならなくてはなあ」の良さは、『歯車』って言葉の使い方の新しさではもちろん無いと思うんだよ。我々の日々の営みを『歯車』と例えるのはわりと知られた手法で、それを使うのがすごいんじゃなくて、使うタイミングがすごい。勝負どころの強さというか、将棋とかでそのタイミングで飛車を使うか、という上手さ。私は創作の中で結構そういうものを求めている気がする。言葉の並べ方。文章の並べ方。だから小話は緻密なパズルのようで面白い。

 でも、言葉を本職にする人たちがまったくのゼロから、新しい言葉を、新しい概念を、『歯車』みたいに後世に使われていく言葉を、自分で作ってしまう行為って本当に尊敬する。どう上手くテトリスを組み合わせるかって悩んでいる我々の現場に、「新しいテトリスブロックの形つくりました〜!」ってぶっこまれているようで、オイオイオイ反則かよ、天才か、ってなる。次元の違いを感じる。そういうのをみると、芸術家なんだなぁってしみじみ。そういう言葉玄人の方々が、表現の場に使用できる新しい素材を生み出してくれる。『見慣れない服』にはそういう系統のものを感じる。

 言葉の素材から生み出す人たち、本当に求道者だよね。基礎研究やってる学者さんみたいな感じするわ…。

 

日記 | comments(0) | -

わくわく化学お掃除ライフ

 料理は化学だ、と言うのは、実のところどうかな?と思う節がある。匂いとか味とか色とかのあれこれって、実際まだそんなに科学的にはっきりと分かっているわけじゃない。カガクっていうのは、誰の手によってでも、まったく同じ現象が、何度でも起こせることが重要なのだ。(だからカガクは魔法や魔術と違って、生まれ持った才能なんてものが要らない)
 でも、はっきり言えることがある。掃除だ。掃除は化学だ。これは間違いない。何かの物質(汚れ)を、何かの物質(洗剤等)で、溶かし、反応させ、落とす、これは化学反応以外の何ものでない。
 というわけで、私は日頃、整理整頓が大の苦手で、掃除も勿論のごとく不得手なのだけれど(掃除機でゴミを吸い取る行為全般)、化学は大好きなので、汚れを落とす全般の行為を理科の実験みたいに楽しんでやってみた。
 以下、私が今日行った実験をつらつらと書いていく。
 といってもやったのは、ガスコンロの油汚れの掃除と、風呂場の床の黒ずみの掃除のふたつだけだから、どうぞお暇な時にでも適当に読み流してください。


■ガスコンロの焦げ付いた油汚れ

 ,気◆⊇伝發鯒磴辰討海茲Α

 重曹とは、炭酸水素ナトリウムのことである。こいつは非常に便利なやつで、水にすぐ溶ける上に何とでもすぐ反応するまるでクソビッチ受けのような物質だ。オマケに反応したところで、お塩と二酸化炭素しかうまない。非常に無害で気持ちのよいエロビッチだ。素手で使ってもそんなに問題ない。水に溶かせば若干アルカリ性かな?みたいな、そんな程度の物質だ。
 この受けちゃんが、どうやらありとあらゆるキッチンお掃除に役立つと雑誌やらなんやらで取り上げられているらしいので、「ホントかよ〜〜〜〜」と思いながら私も買ってみたわけである。ちなみにこれまで私は化学実験の後始末にしか重曹を使ったことがなかった。
 薬局で重曹を買う。安い。家に帰って早速溶かして、適当に蛇口を拭く。ピカピカだ!!!! すごいぞこれ、ピカピカだ!!!みんな、重曹を買ってこよう!!!!!
 ただ、重曹水を使って掃除した後、水で洗い流さないと、白い粉がふく。これはお塩だね、たぶん。それか何かの塩だ。
 まったく余談ではあるが、酸性のものとアルカリ性のものを混ぜたら、なんかしらの塩(えん)が出来る。食卓塩(塩化ナトリウム)は、塩酸(酸性)と水酸化ナトリウム(アルカリ性)の塩(えん)だ。が、しかしそんなことどうでもいい!!! 汚れが落ちた!!!すごいぞ!!!もういいんだ、重曹で全部のものが掃除できるんだ!!
 さあ、強敵、ガスコンロにこびり付いた油汚れをやっつけよう!!!!


◆.スコンロをピカピカに

 重曹は、コゲつきの汚れをぴっかぴかにしてくれるらしい!(何かのブログ記事談) さっきの効果をみたところ、確かになんだかそっこうピカピカにしてくれそうだ!! さっきからガスコンロガスコンロと連呼しているが、我が家は電熱線なので、電熱線の上にガラス板が張ってあって、そこに吹き零れ等と油汚れがガッツリ、バッキリ、こびりついている!! お魚グリルの汚れのようにガンコ!!!もうこいつをどうにかしようと年末の大掃除のときに激オチ君とクレンザーで勝負を挑み、結果、私の完敗に終わった!!お掃除(物理)ではむりだった!お掃除(化学)の出番だ!!!
 まず、何かのブログの話によると、コゲつきの汚れは重曹を適当に溶かしたお湯を用意し、そこに汚れた物体をぶちこみ、20分ぐらいグツグツ沸騰させたらいいらしい!!早速、キッチンに直接、重曹をぶっかけ、適当に水をぶっかけ、電源スイッチオンだ!!!

〜20分後〜

 取れない!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 はあ!?!?!?
 取れないんですけど!!!!!!!!!!???
 重曹さっきはあんなに汚れ取ってたのに、このまっくろのコゲ、全然とれないんですけど!??!?!?!??! いい加減にして!!!!!!! 冗談は洗剤のネーミングだけにして!!!!!! 取れなきゃ化学じゃないじゃん!!!!!何が化学の力でお掃除☆だよ!!!!! 何にも反応起こってねえよ!!!!!! ケミストリー!!!!!!!!!!???????
 なんだか絶望のあまり我を失いかけるが仕方ない。ワクワクうきうき大実験が出来ると思ったら、熱された結果、二酸化炭素と塩しかうまれなかった。二酸化炭素とうん○しかうまない私よりはマシだが、そんなことのために重曹を買ったのではないのは火を見るより明らか。なんだちくしょう、私のピカピカライフを返せ。
 もうこうなったら意地でもこのコゲつきを落とす。


 コゲとは

 そもそも、この黒いコゲってなんだ。炭みたいだけど、炭じゃないよね、炭も含まれてるだろうけど。よく見たら重曹で熱したら若干茶色い液体溶け出てきてるし、やっぱ油汚れだろうか。「コゲつき 成分」で検索。どうやら、たんぱく質が色々炭化したりしたもの、らしい。オッケー、たんぱく質ね。溶かそう。だったら水酸化ナトリウムだ。
 水酸化ナトリウム水溶液はアルカリ性液体の王様だ。たんぱく質ならなんでも溶かす。皮膚とかも溶ける。強アルカリ性なのでとにかくやばい、目に入ったら一発失明する。なにせ、視力のもとになる細胞は酸性のものらしいので、アルカリ性が入ったら中和してつぶれちゃう。おそろしい水酸化ナトリウム。
 それが薬局で買える。パイプマンだ。あの排水溝の汚れを落とすやつ。髪の毛とかのゴミを溶かして流すやつ。あれ、水酸化ナトリウム水溶液だ。商品棚のところに行ったら、「強力ガンコ汚れを!」「ジェルの力で」「ねばりおとす!!」とか書いてあるやつが沢山ならんでいる。値段もまちまちで結局どれが一番いいのかハッキリしない。でも大丈夫、簡単だ。後ろを引っくり返して成分のところをみて、一番濃度が高い奴を買えばいい。濃いほうがいいに決まっている。大体、市販の奴は「水酸化ナトリウム水溶液(1.8%)」とか書いてある。ええいまどろっこしい、せめて30%ぐらいのやつはないのか、と思うが、とにかくヤバいので、失明するので(使用時には、なるべくメガネ等をおかけになることをおすすめする)、薬局ではこんな濃度しか売ってない。でもないよりはマシだ。重曹よりアルカリ性だ。
 っていうか、重曹ってそもそも、そんなにアルカリ性じゃない。うがい薬にしてもいいぐらい平和だ。たけのこも煮れる。なんにでも反応して、無害なクソビッチだ。そんなやつがこんなガッツリでバッキリでギッチギチの油汚れなんて落とせるわけないじゃん。ビッチなんだから本気の人なんてノーセンキューなのだ。なんで私は気付かなかったのか。
 私は棚からパイプマンを取り出し、おもむろにキッチンに垂らす。沸騰したらやばいので、じゃっかん水をたらして、コンロのスイッチをオン。30秒ほど熱して、後は放置。それから、20分だ。

〜20分後〜

 落ちている。油汚れが落ちている。さっきの汚れがおちたらしき茶色の液体が、めっちゃ濃い茶色になっている。手袋をつけて触ってみると、ヌルっとした感触がある。油汚れはガッサガサだったのに、表面がぬるっとなっている。つまり溶けている。イエス!!!!!!!!! 溶けている!!!!!!!!!!! 後は全部とかして落とすだけだ!!!!!!!!勝った!!!!!!!!!!勝ったぞ!!!!!!!!!!!!!!!!やっぱり溶けるんじゃん!!!!!!!もう溶けてるし、全部とかすのまってらんねえから、ヘラでこすって落とそう!!!!!!!
 ヘラなかったから、百均で買った包丁でおとす。こいつは百均だけあってまったく切れないクソ包丁で、カボチャどころか、ジャガイモすら切れなかったので、後日普通の包丁を買いなおすハメになった無能ヒモ野郎だ。それが半分くらい溶けかかった油汚れをガリガリとってくれる!!!!!!お前も役に立つときがあるんだな?!?!?トロっとなったところを根こそぎ奪い取るみたいなの、得意か?!ヒモだから!??!
 高笑いを続けながら、コゲを落とすこと三十分。コンロはピッカピカに、もう油汚れのひとつもない、買ったばかりのような、うまれたままの姿になった。最高だ。最高。もう油バイバイ。それと、重曹にも、バイバイ。



■靴の匂いとり

 でもせっかく重曹を買って来たのだから、靴の匂いを取ろう。
 重曹は無害な上に安いので、ジャバジャバとかして、ザブザブ使える。濃い目に作った重曹水溶液に、におってきた靴を突っ込み、ジャブジャブしたら匂いは取れた。どうやら襟首の汚れ等も取れるらしい。取り損ねたところでうまれるのは二酸化炭素と塩だ。何も心配ない。




■風呂場の床の黒ずんだ汚れ

 ,笋辰討ました、風呂場の床の汚れ!!!!

 これ、石鹸の金属塩らしいので、アルカリ性じゃ溶けない。酸を使おう。そこで、クエン酸! と、お掃除ブックみたいなものには書いてある。でもそんなものに頼ったら、重曹のときの二の舞だ。クエン酸は弱酸である。弱アルカリの重曹があのざまだったので、結果は見えている。弱酸じゃ駄目だ。ぜひとも強酸のお力をお借りしたい。薬局で買える強酸と言えば、サンポールだ。
 サンポールは塩酸である。パイプマンと一緒で、めっちゃ薄い。めっちゃ薄いけど仕方ない、こいつもヤバイから、強酸ってだけでもヤバイのに、こいつは塩素含んでるからもう何かと間違って反応したらヤバいガスが出て、マジヤバくなって死ぬ。風呂場で死ぬだけならいいが、心配した家人が様子を見にきてもヤバいガスで死ぬ。様子を不審におもった隣人や大家が尋ねてきてもガスで死ぬ。ヤバすぎる。混ぜてはいけない。単体で使わないといけない。


◆.汽鵐檗璽襪髻風呂場の床にまく。

 床にまく。なんか、液体をその場にとどまらせるために、新聞紙やティッシュペーパーを敷けばよい、と生活の豆知識等でやっているのを見たが、イヤだ。確かにナナメになっている風呂場の床に液剤をまけば多少流れるので何かにすわせて染みこませたほうがいいのかも知れないが、その後の、強酸がしみこんだ紙ごみを、処理するのがイヤだ。どうすんだ、塩酸だぞ。何十にも新聞紙にまいてゴミ袋が正しいのかも知れないが、うちは新聞を取っていないので、液剤をそのまままく。そもそもサンポールって粘性あるし、そんなに流れ落ちない。色をつけてくれているのも優しい。なんか洗剤っぽい匂いもつけてくれている。優しい。サンポールの匂いは、塩酸の匂いではない。ヤバい塩酸がここにあるよ、と教えてくれている優しさの匂いだ。


 20分後、液剤を流す。

 しばらく経ってから、シャワーで流す。流れねえ!!!!!!!!!!!!!!!!
 またかよ!!!!!!!!!!!流れろよ!!!!!!!!!!!!いい加減にしろよ!!!!!!!!!!!!!私のわくわく化学お掃除ライフ☆を邪魔すんじゃねえよ!!!!!!!!!!!!!!!!! 逆に、楽しい!? 流れなくて楽しい!? 私は悲しいよ、なのに楽しい!??!
 もういいよ!こすり落とすよ!
 ってことで、激オチ君を取ってくる。
 割愛するけれど、みんな大好き激オチくんは、スポンジの顔したスポンジより超働くナイスガイである。この人のナイスっぷりはもう説明するまでもなく、なんなら一番初めに話した蛇口の水垢程度なら水つけた激オチ君でこするだけで普通にピカピカになる。なんだよ、重曹ってなんなのだよ。何のためにこの世に生を受けてきたのだよ。靴の匂いを取るためか?


ぁ〃礇チ君でこする

 こすってみれば、サンポールで確かに、床の黒ずみは溶けている。なんか練り消しみたいな粘度になって、激オチ君でこすれば、シールはがしたあとの裏の粘着テープぐらいの感じで取れてくれる。ポロポロとは行かない。ねっとりしている。でも確かに取れている。取れる。サンポールは仕事をしていたのだ。シャワーだけで流れないだけで、多少溶かしてくれていたみたいだ。

 っていうか、そもそも、激オチ君で取ればよかったんじゃないか? こんなねっとりした汚れ、取るのに力がいるし、サンポールで溶かさず、はじめから激オチ君でこすってれば、ある程度ポロポロとれていたんじゃないのか? 以前はそうやって取っていたじゃん? サンポールって何のためにいるの?


ァ.汽鵐檗璽襪妊肇ぅ譴鯀歃しよう!

 余ったサンポールでトイレを掃除しよう。水垢が面白いほど良く取れる。粘性を持った液体なので、裏側にもびゅっとかけやすい。色もついているのでどこについているかも分かり易いし、ちゃんと洗い流せばツルっとピカピカだ。サンポールでトイレを掃除しよう! っていうかサンポールにもトイレを掃除するって書いてある! 初めから言うことを聞いていればよかったのだ、サンポールでトイレを掃除しよう!



 これでトイレも風呂場もキッチンもピッカピカ!
 気付けば夜だ!
 なんて楽しい休日だろう!! うきうき気分で重曹とサンポールを薬局で買って来たのに、結局役に立ったのはパイプマンと激オチくんだった!!
 掃除は化学だ!とかドヤ顔で言ったけど、いうほど化学の力を借りたわけでもなく、なんともわけのわからない結果になってしまった!とにかく私の元にはピカピカになったトイレと風呂とキッチンと腕の筋肉痛が残るばかりになった。
 これでよかったのだ。良かったのだ。


 結論 : パイプマン で よい。


2015.05.21
かすり
日記 | comments(0) | -

ごめんなさい、リンク切れてます

すみません、ごめんなさい、
サイト放置しすぎて、契約更新するの忘れてました。
一部のデータが飛んでいる常態です。(主にリョ幸)

本家のサイトはかろうじて生きているようですが、夢サイトは飛んでたみたい。
新しいレンタルサーバー探して契約して、夢のほうは復旧がラクなので移行しました。
http://cafi.ever.jp/echo/index.html

が、リョ幸は正直、復旧がかなり面倒くさい作業で(データ化しようとしていたものが全部ブっとんだからHTMLでつくってなかった……)、気軽にポンと復旧できません。

もしよろしければ、PIXIVにも小説をアップしているので、もし、もしご面倒でなければ、そちらを見ていただけると助かります。
http://www.pixiv.net/member.php?id=4585491

あと、PIXIVから、このサイトにいらしてくれた方(Web拍手にコメントくださったかた!)、サイトにあるものはほぼ全部PIXIVにあります…!
ご面倒ではありますが、お急ぎでしたら、過去作をさかのぼってお読みいただければ幸いです。

もうホント、だらしなくってごめんなさい。
最近はツイッターにいるので、「おい、ここどうなってんだよ!」等のご意見ございましたら、もうツイッターにリプライなりなんなりしていただくのが一番気付く率が高いかも知れないです。
ブログも書きたいこといっぱいあるけど、スマホからじゃやっぱり更新しにくいから、夜中にPCの前に座る時間ってのを確保しないとな………
あ………
ROも書きたい………
テニス | comments(0) | -

小説のこれコツ?

小説の、これってコツかな?みたいなやつまとめ。第五回め。
リンク:第一回 第二回 第三回 第四回


【4.リアリティ】

 すっごく大事な気がするんだけど、結局リアリティってなんなのだぜ!? どうやって作るのだぜ!? と、考え続け、そして現在に至る。
 とりあえず、リアリティってこういうことすると、それっぽくない!?っていうことを書いていってみる。


.札螢佞粒蠅蕕さ    

 セリフって、物語のリアリティ度を決めている気がしてならない。セリフ書くの楽しいけど、おそろしくもあり、むずかしいところがワクワクするものでもある。実際に人間が発する言葉は、意外と短くて、主語とかもけっこう省略されてる。例えばセリフで全部説明しちゃうと、日常っぽさは低くなる。
 

「ああ、なるほどね。そういうワケありの事情なら、俺もクラスの奴らにもうちょっと声かけてみるわ。……なんていうか、花村もけっこう、友達のこととか仕事のこととか真面目に考えてんのな」


 なんとなく、長い。そこで、これをリアルに寄せるためにする手段として、最近かんがえているセリフのポイントは以下二つ。

・そんなに長く一方的に喋ることは、あんまりない。
 会話で説明すると、物語は劇っぽくなる気がする。あるいは電話っぽくなる。何か言葉以外のものが遮断された空間でのコミュニケーションに感じる。(逆にそれを狙うなら、長い説明的なセリフもあり)どうしても、言いたいなら、セリフを二つに分けてしまう。 

・考えをまとめてから喋ることも、あんまりない。
 実際、対面している場合、視線や手ぶりで結構、言葉を省略していると思う。主語述語の順番も、けっこうめちゃくちゃ。

 まとめると、こんな感じ。
 

「ああ」
 一条は、なるほど、という顔をする。
「なら、もうちょっと他に声かけてみるわ」
「マジで? 頼む」
 花村が手を合わせて拝む仕草をすれば、一条は少しだけ意外そうな顔をしてから苦笑した。
「花村も、なんていうか、考えてんのな」
「え? 何を」
「なんか、色々だよ。仕事とか、あと、友達とか?」


 セリフはなるべく少ない言葉にして、文中に入れられる表現は文中におさめてしまう。あと、頭で思いつきやすい順番に情報を並べて、かつ、文字で読んだときにも意味が通じる最低ラインぎりぎりを、せめる。(せめたい)
 セリフを考えるのは非常に楽しい作業。一言のセリフを考えるのに3日ぐらい煮詰めるときもある。あるべきセリフに辿り付いた快感ははかりしれない。


具体的な商品名

 固有の商品名が出てくると、途端に生活臭がしてくる。これが上手いことリアリティに繋がるときもあるような。
 でも一般紙にはあまり商品名って出てこないし、ボカすことが多いみたいなので一応それにならってぼんやりとさせる。(ポカリ、とか)
 パロっぽい名前を付けるのは、あくまでパロとしてのギャグか、大人の事情的な空気になるので、短編にはお勧めできない。(ファンタをポンタとか)それならいっそ、それらしい架空メーカーのそれっぽい新しい名前をつけてしまうほうが話に集中できていいと思う。でも、これはあくまで短編の話で、長編だと愛されパロ名みたいになりそう。
 余談だけど、デスノの「ポテチ」は、商品名でもないしすぐあのお菓子を連想させるし、上手いところだった、流石だなぁ。


I塢要な不都合が入る

 小説なら一行、余計な不都合を入れることでノンフィクションみたいな空気が出る。これマジ本当だから一度ためして欲しい。おどろきの不都合。
 

  慣れない部屋をちらっと覗いたが、人が多くて分からない。仕方がないので幸村は、入口に居た男に声をかけた。
「あの、真田いますか?」
「真田? どっち? マナブのほう?」
「いや、弦一郎」
「ああ。どうかな、いると思うけど」


 このシーンでキャラと同性の人間なんている必要まったくないし、この後一切登場しないモブだけど、すんなり真田が出てくるよりなんだか引っかかる。この、くっと引っかかる感じが、リアリティっぽく感じない? 説明が分かりにくい? ええい、いいから不都合を入れるのだ。
 とにかく不都合なんだ。それは物語的な意味でもメタ的な意味でも。とにかく、主人公に不都合なことは、ちょっとぐらい過度に入れても嘘くさくならない。
 

 そもそも残業なんてなかった。それを急に振ってこられた仕事のせいで、時間外労働。しかも自分のミスじゃない。先輩のミスだ。それで夜まで残っていたら、突然、フロアの防犯装置が誤作動。担当の人が休みだったせいで、対応のために管理会社の警備員の到着を待たなければいけないハメになった。帰路につけたのは終電ギリギリの時間だ。なのに駅まで来て、ICカードの残金が今日に限ってゼロになっていることに気付いた。時間がないからコンビニでお金を下ろそうとしたら、まさかの取扱時間外。ほぼ24時間やってるATMのほんの数分のその時間が、まさに自分の終電の時間だった。それが、誕生日のことだ。


 なんだったら、物語なんていうものは、不都合の連続なのでは、と思う。何にも引っかかるところがなく、すべて思い通りに日常が進むなら、物語にするような面白いことなんてひとつもない。もし都合いいことの連続にリアリティがあるとするなら、それは作者の立場的を考えて「こんな物語性の薄いことをあえて延々とやっているという不必要性(=不都合)が、また、本当のことっぽい」というやつなんじゃないだろうか。だから例文が『不都合の連続』じゃなくて『好都合の連続』だったとしても、それはまたメタ的な意味で、不都合なので、リアルっぽいのだ。何いってんのか自分でも分からなくなってきた。


今日はここまで。



 
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小説のこれコツ?

小説の、これってコツかな?みたいなやつまとめ。第四回め。
リンク:第一回 第二回 第三回

 
【2.配置】


げ鸛曚脇輿各れていい。

 回想はもうほんと、入れたいときに突然入れたらいい。私はこれをある日突然気づいてそこから回想苦手意識がなくなった。でも、回想を本文と同じテンポで書いてしまうと現在軸に戻ってくるとき大変なので、回想は要約してアップテンポにしたほうが後々ラク。
 どうしても回想を詳細に書きたいなら、もうびっちり回想シーンを書いてしまってから現在軸に戻ってくるとき、皆ご存じの必殺技「そして、現在に至る。」を使ってしまえばいいけれど、後から読んで自分で「いや現在に至りすぎだろ」ってなるから、使用頻度少なめのほうが未来の自分に優しい。



【3.工夫】

 語尾がいつも同じになっちゃって困るんだけどどうしたらいい?という質問を頂いた。文末かぶるの困る、めっちゃ困る、困りすぎ。人によって癖はあると思うけど、質問者さんは「〜だ」「〜である」「〜なのだ」で終わることが多くて困っているようだったので、分かる〜〜〜〜と何度もうなずいた。もうほんと自分の語彙力かんべんしてほしい。私も画期的な回避法を持ってるわけじゃないけど、普段使ってるやつを書いてみる。


〃鼠道譴能わる

 形容詞は「い」で終わるので、「〜だった」「〜だ」続きになりがちな文章の救世主。語順を調節して形容詞で終わってみれば、けっこう座り心地もよくなる。
 

 洋館までの道路は舗装されておらず、ごろごろとした岩がいくつも落ちている傾斜の険しい坂道だった。
 ↓
 洋館までの道路は舗装されておらず、ごろごろとした岩がいくつも落ちていて、その傾斜は険しい。


 こうすると、「い」で終われる。あと、「〜〜ない」で終わっても、「い」で終われる。だから「〜であった」を「〜でないわけではない」にしてしまってもいい。(こずるい)


不変の真実を入れてしまう。

 ほら、英語の過去形のところでやった、あれ。過去のことでも現在形で書く、あれ。あれを使う。日本語でも使えた。ありがとう英語教育。
 

 幼い柳にはまだない知識だった。だから不思議でならなかった。しかしいつ見ても太陽はいつも西側へ沈む。それを呆然と眺めていた。


 太陽が西に沈むのは不変の真理なので、もう現在形でバッチリ。なんかよく分からないけど、昔から今もずっと続いてることだったら割となんでも現在形で書ける気がする。
 

 中学生まではネギが嫌いだった。特に卵焼きに入っているものが気に入らなかった。けれど母は大抵まぜる。いつも息を止めて飲み込んでいた。


 っていうか、完全に過去のことじゃない場合、もう過去形と現在形をごちゃまぜにしてしまってもあんまり違和感ない気がする。日本語さいこう。


L昌譟⊇詞で終わる。

 もう他にどうしようもないときは、語尾を名詞で終わる。あんまり使いたくないけれど、背に腹は代えられない。いわゆる体言止め。これは形容詞で終わるときと同じで、語順を並びかえたら割と作れたような気がする。後は、単純に「だ」「である」「する」を省略した感じでも作れる。
 

 仕事中だから、アイツの目線が手元の良質な紙に落とされたまま、静かだ。万年筆が、彼の手の上で、薬指へと一回転。なあ、と声をかけそうになる。

 
 助詞?で終わるのも、最後まで言ってしまうとクドくなる場合は、スパイスとしていいんじゃないだろうか。
 

 日本に帰ってからは色んなところを挨拶回りだった。初めにうちの実家、向こうの実家、お互いの母校、それにあとなぜか市役所まで。


 あんまりやりすぎると、文章がライトに寄っていく。もしかすると重さを調節するのに使えるかも知れない。

 ところで、私がよく「ウワァァァアアア」となるのは、伝聞とか予想の情報を並べ立てなければならないとき。
「〜のようだ」「〜らしい」「〜みたいだ」「〜だそうだ」でしか終われなくて、その繰り返しばかりになる。ぎゃああやめてくれええ。
 苦肉の策として、名詞で終わったり形容詞で終わったり、伝聞以外の情報を挟んだりしてみている。挟む情報としては、個人の感想が多い。「〜〜らしい。(伝聞)よくそんなことを思いつくものである。(感想)しかしそれも〜〜だったそうだ。(伝聞)」みたいな回避法。これもけっこう便利だけど、なんか他に良い方法はないものかなぁ。


いったん記事をわける。
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小説のこれコツ?

小説の、これってコツ?みたいなやつまとめ。第三回目。
リンク:第一回 第二回


【2.配置】

 続きまして、文章の配置、構成?みたいなもののジャンルで、コツかも?って気付いたことを書いていく。


 .織佑魯織佑畔からない部分に隠す。(木を隠すのは森作戦)

 これは、【1.知ってる情報を使う】の△離僖拭璽鵑筏佞離僖拭璽鵝8紊ら仕込むので超ラクな方法。1-△任蓮◆屬箸砲く余計な情報(小道具)をたくさんちりばめておいて、後から使えそうなものを使う」って感じだったけど、これと反対のことをする。つまり、使いたいもの(小道具)がもう決まっているから、前に巻き戻ってタネを仕込む、というやつ。
 あの例でいうなら後で「おしるこ」を出したいから、前もって「おしるこ」という小道具を仕込んでおくこと。でもちゃんと隠しておかないと、なんだかわざとらしくなっちゃうので、そういうのの誤魔化し方を少し紹介。

(1)ほかの話をしているときに出す。
  1-△領磴任いΔ覆蕁◆惴阿鮹気靴討い襦戮辰討いο誕蠅里箸に、さりげなく『おしるこ』ってワードを出しておくこと。おしるこにはスポットライトをあてない感じ。

(2)他の余計な小道具も同時にちりばめて置く。
  おしるこが浮かないように、同じぐらいのインパクトの物(裁縫セット、おりがみ、替えの靴下等)を入れておくこと。たぶん、鞄の中に入ってるものとしてのインパクト、『教科書』や『筆箱』じゃあ、『おしるこ』より弱いかなって…。

(3)仕込む場所はけっこう離す。
  少なくとも前の段落にする。できるなら忘れた頃に出したいから、なるべく遠くに置いておきたい。

 まあ、ぶっちゃけ、以前pixivで紹介したやつです。これこれ



◆‘各は中途半端なところから始める

 次は、出だしを書くときの話。
 これも理由はよく分からないけれど、物語が動作の初めから丁寧に始まることは、何故かほとんどない。実際1から説明すると、とても不自然になる。例えば、紅茶を飲むことがメインの話題になるとき、1から書き出すとこんな感じになる。
 

 久しぶりに紅茶を飲もうと思った。なので、お湯を沸かすためのポットが必要だった。キッチンの戸棚を開けて、奥からそれを取り出す。水道をひねってポットの中を水で満たしてから、コンロにセットして、着火。沸かしている間にティーバックを探した。しかし見つかる前に、ポットがピューと気の抜けた音を立てる。慌ててコンロに戻って火を止めた。


 やってることを順番に書き出すとこんな感じ? ええい、まどろっこしい!とちゃぶ台を返したくなるので、中途半端なところから導入を始めてみる。
 

 ピューと気の抜けた音が、コンロから聞こえた。ポットのお湯が沸いたらしい。ティーバッグを探している最中だったが、慌てて火を止めにかけよった。久しぶりに、紅茶を飲もうとしていたのだ。それで戸棚の奥からポットを探し出し、水を入れて火にかけたのだった。


 なるべく同じ情報を書いたつもりだけど、けっこう読みごたえが違う。というより、並べる情報の順序が変わると、あたりまえだけど書き方が変わってくる。中途半端なところからのほうが、らくちんに導入できる気がする。
 中途半端じゃなくて、結論から書くのも面白いけど、単純に作業を説明したいときはあまり向かない。
 

 ティーバックは、途中で探すのをやめた。ポットがピューと気の抜けた音を出したからだ。コンロに戻って、火を止める。戸棚の奥から取り出したポットに、水を入れて火にかけてから、湯が沸くまで(以下略)


 いやいや、むりむり、結論から書いたらもうさっきと同じ情報盛り込めない。私にそんな技術はない。私ならこうなってしまう。
 

 ピューと気の抜けた音で騒ぐポットを黙らせるため、コンロの火をとめた。久しぶりに紅茶を飲もうとしていたのに、湯が沸くまでの時間にティーバックすら探せなかった。(完)


 水を入れただの火をかけただの戸棚の奥からだの、めんどくさい情報は全カット。あーすっきり。

 ところで、この項とはあまり関係ないうえ完全に個人の趣味なのだけれど、文章は、簡潔で短いほうがいい。というのも、単純に私は文章読解能力が著しく低いので、難解な文章がさっぱり読めないからだと思う。情報も、同じことを説明できるならできるだけ少ないほうが助かる。極端なことを言ってしまえば、完全に伝わるなら一文でいいのでは? 千文字も二千文字も字を読まずとも分かるなら素晴らしい、読解弱者の強い味方。

 分かっていることを聞かされるのは、何故かつらい。何故なんだろう。『知っている情報』が出てくると気持ちいいのに『予想できる情報』がわざわざ書かれていると面倒くさい。もしかして、楽しさというのは、『予想できないけれど知っている情報』から生まれやすいのかも知れない。知っている、というのは、納得できる、ということに繋がるのかも。
 あーでもでも、『分かっちゃいるけど何度も聞きたい』という情報もあるのにな。まだまだ謎が多い。


 話がそれちゃった。今日はここまで。

 
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小説これコツ?

昨日の話の続きから

ぁー慢。決め台詞。癖、口癖。
好きなキャラクターの好きな部分は何度聞いても良いものだなぁと思えるので、好きなだけ良いとこ自慢をするのがいいとおもう。ただ、クドくなっちゃいがちなので、同じところは一回だけ。決め台詞なんかはもうそのジャンルで書く話トータルでも一回だけ、ぐらいのつもりで臨む。なかなか難しい。


ァ“耜

 比喩をどの項目で説明しようかすごく悩んだけど、『知っている情報』だからこそ比喩は面白いと思うので、この項に入れることに。
 はじめにざっくり言うと、比喩は、属性や要素の因数分解だと思う。AはまるでBみたいだ、というなら、AとBは似ている、つまりAとBには同じ要素がある、ということ。だから要素ごとに分解をして、同じ要素を探す行為が、比喩に繋がる気がする。

 具体的に、比喩はどうやって作るの?と聞かれたことがあるので、簡単な作り方から書いてみる。単純に『まるで○○みたいな』とか『○○のようだ』みたいな比喩の作り方。
 

【1】まず、一つの単語を思い浮かべる
 例:りんご

【2】それから一般的に連想される要素を5つぐらい考える
 例:果物、赤い、甘い、丸い、安い 等

【3】その要素をもっと詳しく説明する
 例:
 果物
 ・果物屋や、スーパーに売っている
 ・寒いところで育つ
 ・食卓に上る果物の代表のようなポジション
 赤い
 ・色が変わるがだいたい赤い
 ・赤みが深いほど熟している
 甘い
 ・基本的に甘いが酸味もある
 ・シャクシャクとした食感もある  等

 【4】上の(3)以外の要素で、リンゴにまつわることを思い出す
 例:
 ・丸かじりすると歯が痛い
 ・一人で全部食べると飽きる
 ・美術系の人がスケッチの題材に使ってるイメージ
 ・筋肉自慢のときに片手で握りつぶされる果物代表
 ・ゴシック系の分野でモチーフにされてることが多い
 ・皮を剥くのが面倒
 ・すぐ酸化して茶色くなる
 ・病院のベッドの横でむいてるイメージ
 ・こういう安直な例題にすぐ『りんご』とか使われるイメージ


  比喩で使うのは(3)と(4)ぐらいの情報が多い。(3)を使うと、わりと普通にさらっと流した感じの比喩になる。
 

 まるで熟しきったりんごのような深い赤だ。


(4)を使うと、変わった感じの比喩になる。
 

 課題をチェックする彼の親切は、まるでりんごを剥いてくれるような優しさに似ている。


 比喩ってかけ言葉と同じかもしれない。同じ要素が二重にも三重にもなると、すごく充実感がある。
 

 こういう恋心は、まるで途中で飽きられたりんごのように食べ残されて、あとは変色していくだけだ。


 もっとトリッキーな比喩にしたいなら、例えるものを一風変わったものにしてしまうのも手。その場合、例えられる物の属性も、例える物の属性も、両方分解していく必要がある。
 

 だから彼女はまるで、リンゴ飴の中のりんごみたいだ。


 普段の生活であんまり見ない単語を見ると、意外性もあって楽しい。リンゴ飴って見たときに、めちゃくちゃ甘い、赤い、舌に赤が移る、まわりを硬い飴でおおわれている、みたいな色々な要素が思い浮かんで、想像が膨らむ。
 要素分解になれてくると、日常的に目に入るありとあらゆるものの要素や属性を考えたくなってくる。大変楽しい。



今日はここまで。

 
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ためしに書いてみる、小説のこれってコツかな? 覆海譽灰帖

 普段、小説を書いている上で、「これがコツというやつでは?」とぼんやり思っていることを、まとめてみて、自分を見直してみたいなと思ったので、ちょっとずつ書いていくこころみ!
 ぼんやりしすぎてて散漫となる可能性が高いけれど、例文いれて少しずつまとめてみる。
 コツといっても『小説のレシピ』というより、『使ったらラクな調味料』あたりのつもり。


【1.知っている情報を使う】

 まず、小説の楽しみのうちのひとつに、これがある。知っている情報。仕組み的なものは私はよくわからないけれど、『知っているけど、言われたら気持ちいい既知の情報』というものがある。なぜかある。あるあるネタのようなものかも?少し範囲の広い内輪ネタというか。そういうのがどんどん出てくる文章は楽しい。じゃあ具体的にどういう情報が言われたら気持ちいいのか、ということだけど、それは明確には分からないので、とりあえず、今のところ気が付いている範囲だけでも並べておこうかなと思う。


〇惻┯譴埜世錣譴討睚かる
 

 すると越前リョーマは、例のあの顔でニヤリと笑った。


 おそらく越前を知る人なら大体頭の中で想像できるし、「あ〜アレね」というのが楽しい。二次創作はこういうのが簡単にたくさん出せるからお得。一次創作なら「どの例のどの顔なのか」という情報を、前フリとして前文に仕込んでおく必要が出てくる。(それはそれで楽しい。気の長い楽しみ)


△修凌佑寮格がよくあらわれている
 

 鳴上は慌てて鞄の中を探した。出てきたのは、ノート、教科書、筆箱、折り紙、ホッチキス、絆創膏、裁縫セット、おしるこの缶、換えの靴下、だけだ。肝心の、鍵がない。


 これはキャラクターの性格からのあるある、「鳴上くんなら○○持ってるよね〜もってそう〜〜」という楽しさにつながる。ちなみに、こういう余計な情報(小道具)を沢山入れられるシーンは可能な限りどんどん入れると楽しい。何故かと言うと、余暇分の情報は、その後のストーリーで「知っている情報」として使う伏線にも使えるから。お得きわまりない。例えば、
 

 泣きやまない女の子に、鳴上がそっと優しく何かを手渡した。ナイス、と花村は相棒のアシストを心の中で褒めたが、よくよく見ればそれは缶のおしるこだったから、ぎょっとして耳打ちする。
「なんでだよ」
「鞄の中に入ってた」
「入ってねえだろ、普通」
「あれぐらいしかなくて」


 みたいな感じで忘れたころにぽろっと出てくると、鳴上の鞄の中に入った小物は『知っている情報』なので、なんだか楽しい。もちろん、この伏線?使わなくても全然いいので、詰め込めるだけ詰め込んで、「お、使えそう」というところで使えるやつだけを使う。


F常的にひっかかってる、細かい『あるある』
 

 そのパン屋の入り口は両開きのドアだが、左側の端に棚が少しかかっていて、いつもそちら側を開ける気にはなれなかった。右利きが多いこの国では、差しあたっての支障は無いのだろう。


 実際に、そのドアを見たわけじゃないけど、なんとなく分かる、あるある、その状況知ってる、みたいな感じが、楽しい。細かければ細かいほど、分かったとき楽しい。でも細かすぎると分かる人が少なすぎて、ウケる層が限られてしまう。しかし母数が少ないほうが確実に大笑いできる。




とりあえず、今日はここまで。


 
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